Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
田村 学*; 小川 豊; 倉田 有司; 近藤 達男
JAERI-M 82-036, 18 Pages, 1982/04
材料のクリープ特性を腐食性の環境下で評価する際にその環境との反応によって形成される変質部も構造材料の強度の一部をになうと仮定して、クリープ強さに及ぼす環境の影響を半定量的に検討した。計算式の導入において複合則と綜型損傷則を仮定した。基本的な状況設定として変質部と健全部に並列に負荷するモデルと、直列に負荷するモデルに対して評価式を求めた。インコロイ800合金が空気中の窒素を吸収して強くなる現象を並列負荷モデルの式によって説明した。直列負荷モデルは、環境効果を評価する試験で問題になる寸法効果を説明したり、異材溶接継手の強度評価に適する。一つの応用として、HTGRにヘリウム中で酸化によってひきおこされる脱フロム帯による強度低下を計算によって求め実験結果と比較した。